芸人コンビの5GAP。
筆者としては、格別に面白いお笑いコンビだと思うんですが、なぜか売れていないんですよね。
サンドイッチマンの富澤たけしさんや、ナイツの塙宣之さんみたいに、とぼけすぎるるボケがたまりません。
中でもホワイト赤マンという、チープな正義の味方(?)のようなキャラクターは最高です。
以前は「爆笑レッドカーペット」(フジテレビ系)にも良く出演していて、腹を抱えて笑った記憶があります。
これは売れるだろうなと思ってましたが、全くそのような兆しはなく、いまだに認知度も低いように思えます。
歌が下手でも売れる歌手はいますし、演技下手でもブレイクする役者はいます。
それと同様に、「なぜ面白くもない芸人がウケてて、5GAPが売れないんだ!」と思ってしまいます。
ところが最近、ベテランの人気芸人たちが「5GAPが一推し」「5GAPが売れないのが不思議」と口々に発信しているので、にわかに注目を集めているようです。
嬉しい流れですね。
今回はそんな5GAPを取り上げたいと思います。
5GAPはどんな芸人?ホワイト赤マンの動画
ホワイト赤マンとは
5GAPがどんな芸人かは後ほどとして、まずはネタを見てみましょう。
これが「爆笑レッドカーペット」に出演していたときのネタ、「ホワイト赤マン」です。
5GAPの代表的ネタの主人公・ヒーローですね。
ホワイト?赤?どっちやねん??ってことですが、基本は赤いヒーロースーツ(全身タイツ)を着ています。
「あっはっは〜!」的な笑い声と主に、脚を真っ直ぐに上げて歩く「ガチョウ行進」で登場します。
時には「良い子の味方」だったり、時には「地域を守る」正義のヒーロー(気取り)です。
このずば抜けたトボケっぷりが最高なんですよ!
最高に好きですね〜、ホワイト赤マン!
ホワイト赤マンは、本名山下進(無職)といい、時給660円で週1で働いているそうです。(笑
あと、これ!
最近のネタ番組でも披露した、「転校生」ネタです。
まぁ、よくもここまで適当なキャラを!
くだらないんだけど笑っちゃう!
これってお笑いの本道な気がするんですがね〜。
ベテランも推す芸人・5GAPは最近改名した
5GAPは、ボケ担当の久保田賢治さんと、ツッコミ担当の秋本智仁さんのコンビです。
結成は世紀末の1999年というから、もうベテランの域に達しています。
同期には平成ノブシコブシやピース、キングコングらがいて、どのコンビもすでにブレイクしていますよね。
5GAPというコンビ名は、二人の年の差が5歳(秋本さんが年上)だったからだそうです。
芸人の将来を決めるポイントと言っても過言ではない賞レース、「キングオブコント」では準決勝進出どまり。
ここでグランプリ、あるいは準グランプリになっていれば、もうちょっと違った方向になっていたかも知れませんね。
最近になって、ベテラン芸人たちが5GAP推しの発言をしています。
千鳥の大吾さんは「5GAPが売れんのは不思議」と言ってますし、博多大吉さんも「イチオシは昔から5GAP」と言うように、GAPの実力は十分にある事をアピールしています。
また、最近になって、久保田賢治・秋本智仁という本名を改名しました。
久保田さんが「クボケン」、秋本さんが「トモ」となりました。
これは3月23日に放送された「いろはに千鳥」(テレビ埼玉)に発表されたもで、本名で活動することが「良くない。大病を患う可能性がある」と占われたことから、改名に踏み切ったようです。
これが、ブレイクするきっかけになるといいですよね。
5GAPクボケン(久保田賢治)は肝臓を患っていた
占いで「大病を患う可能性がある」と指摘された5GAPですが、実際にクボケンさんは「慢性腎不全」になっています。
透析を続けるか移植しかなく、医師からは何もしなければ余命3年とまで言われていたとのことです。
透析生活だと芸人として動きがとれないので、移植手術を選択するのですが、腎臓の提供者は年老いた父親だったようです。
手術は2016年7月に行われています。
闘病の間は、移植提供者の父や色々と言葉をかけてくれた母、そして相方のトモさん、後に奥さんになる当時の恋人、そして多くの芸人仲間に支えられた事を後のインタビューで答えています。
今は仕事や生活にも問題はないようなので、本当に良かったですよね。
5GAPのネタが見られなくなるなんて、考えられません。
まとめ
最近ブレイクの兆しが見えてきた5GAPのお話でした。
芸歴20年の彼らは、実力は十分。
あとは運が味方してくれるタイミングを待つしかないですね。
クボケンさんは、「ホワイト赤マン」に縛られるのは気が進まないようですが、もちろんホワイト赤マン以外のネタも面白いので、ますますメディア露出を願っています。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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