最近放送されている「キリン午後の紅茶」のCM.
歌っているギター少女の歌が下手で不快だとの声が上がっています.
顔も声もかわいいのですが,歌が下手でCMの意味があるのか?
などの意見があるのはなぜなんでしょう.
調べてみました.
午後の紅茶のCM 歌が下手で不快 だれ?
午後の紅茶のCMの舞台はとある公園のような場所.
雪が降る中,一人の少女がギターを弾きながら歌っています.
曲はJUJUさんの名曲「やさしさで溢れるように」です.
いわゆる路上ライブなのですが,周りの人たちは足を止めることはなく,通り過ぎて行きます.
見ているのはたまたま側のベンチに座っていた人たちくらい.
しかしただ一人,通りかかった女性が足を止め笑顔で聴いています.
その後の映像ではギター少女の幼い時からの回想に変わります.
ひとり歌を聴いていたのは少女の母親で,いつの時も娘を見守ってきたと想像させる映像が続きます.
その最中にも歌い続ける少女がカット・インされ,最後は母親が暖かい午後の紅茶を娘の頬にやさしく当てるという内容.
このほっこりする内容のCMで「暖かさ」が評価されていますが,反面「歌が下手で不快」と酷評されてもいます.
こんな歌下手でCMにしちゃっていいのか?制作者の意図を疑います!のような…
前回まで放送していた上白石萌歌さんが出演していたCMでは,「歌上が手い」と好評でした.
確かに今のCMは上ずったようにも聞こえて人前で披露する歌唱力ではないような印象は受けます.
自分なりに読み解いてみたんですが…
少女の夢は子供の頃から「歌手」になること.
母親はそんな娘をあたたかく見守り,事あるごとに笑顔で支えてきた.(もしや母子家庭?)
いよいよ夢実現のために,路上ライブを行う少女.
しかし…雪の中,しかも緊張しているのか歌声が上ずってしまい,たまたま近くのベンチに座っていた人以外に足を止める人はいない.
この情景は歌っている本人には,死にたいくらいに辛いはず.
ますます自信がなくなっていく中で,通りっかかった女性が足を止め,真正面から見つめて聴いてくれている…
母親だった.
気持ちを持ち直し歌い続ける少女.
胸に去来する光景は,いつもそばにいて話を聞き相談にのってくれた母親とのこと.
小さい頃,寒い日に温かい午後の紅茶を頬にそっと当てて「頑張ったね」と温めてくれた日.
そして今日も…
てな感じですよね?
なのでこのCMが流れると思わず見入っちゃうんですよね.
そういう制作意図だったのでは思うのですが…
午後の紅茶のCM 歌が下手で不快なギター少女はだれ?
このCMで歌が下手と言われている少女とその母親,気になるんですよね.
実はこの少女,午後の紅茶の「わたしらしいって、最強だ。夏」編でも歌っています.
高校生バンドの設定ですが,このときはそんな酷評はなかたように思います.
■ギーター少女
南沙良さん
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2014年にnicolaのオーディションでグランプリを獲って,その年にnicola専属モデルになっています.
2017年には映画『幼な子われらに生まれ』で女優デビュー.
それ以来,2020年の公開分も含めて6本の映画に出演しています.
CMは上記の午後の紅茶の3編に出ていて,2108年から19年にかけては江崎グリコのポッキーの各編に出ています.
■母親
山田キヌヲさん
よくお見かけする綺麗な女優さんです.
2002年の舞台デビューでスタートして以来,相当な数の映画,舞台,テレビドラマ,CMに出演されています.
フジテレビ「スカッとジャパン」で家族エピソードによく出ている印象があります..
実力派の女優さんのようですね.
午後の紅茶のCM 不快の声は前作でも
南沙良さんの歌が下手と酷評がある午後の紅茶のCMですが,前回に放送されていた「歌編」では上白石萌歌さんが出演されていました.
上白石萌歌さんは姉上白石萌音さんと共に,歌唱力は評価されていますよね.
そんな萌歌さんがCMで歌った時も「不快」などの評価はあったようです.
要するに「何か言わないと気がすまない」人たちが発信しているんでしょうね.
CMは企業や商品のイメージを損なうことは絶対にしませんよね.
制作したのには意図があるはずなので,もうちょっと温かい目で見たいですよね.
午後の紅茶のCMのまとめ
今回は南沙良さんの歌が下手で不快との酷評を得ている午後の紅茶のCMのお話でした.
歌自体は演出によるものと察したいと思います.
それよりも母娘の絆を描いているこのCMはやはり心に突刺さる感じがして好きです.
最後までお読みいただきましてありがとうございました.
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