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限界集落 うどん店が閉店へ 群馬南牧村


写真はイメージです

限界集落の群馬・南牧村(なんもくむら) 唯一のうどん店「井上うどん店」今月30日の営業を最後に閉店することが決まりました.

創業以来約100年間の歴史に幕を閉じることになります.

「井上うどん店」とはどういうお店だったのか?

「限界集落」とはいったい?

調べてみました.

 

 

限界集落 うどん店が閉店へ 群馬南牧村井上うどん店

群馬県南牧村で唯一のうどんのお店である「井上うどん店」.

創業して役100年という歴史のあるお店です.

現在の店主は4代目に当たる井上倍夫(ますお)さん(51).

井上うどん店は元々は酒や雑貨を扱うお店でしたが,4代目の倍夫さんの曾祖母にあたる「すて」さんが「おすてうどん」を売り出し,好評を得ていて,後にうどん店として営業していました.

現在,15種類ほどあるメニューの中でも一番人気は,具だくさんの「ナベやきうどん」.

軟らかめだが適度なこしがある麺が特徴の「ナベやきうどん」.

この名物うどんが食べられなくなる地元の常連さんからは,閉店を惜しむ声もあがっています.

「子どもの頃から食べてきた。麺もつゆの味もちょうど良く、値段も手頃。(閉店は)もったいない」

「さみしくなるね」「やめないでほしかった」

Yahooニュースから

と涙を流す人もイたようです.

井上うどん店が閉店を決めた理由が,店主井上さんの体調の問題からのようです.

多忙による過労から昨年膝が曲がらなくなってしまって,現在もリハビリのために通院しているとのこと.

今後の健康面などを考慮して閉店を決めたとのことです.

井上さんは閉店について「力及ばず閉店となったが,やり切ったという思いがある.」

「長い間、本当にお世話になり感謝している」

とコメントしています.


店主井上倍夫さん−Yahooニュースから引用

 

井上うどん店がある限界集落とは?

この「限界集落」とはいったいそういうことでしょうか?

過疎化などで人口の50%以上が65歳以上の高齢者になり,冠婚葬祭などを含む社会的共同生活や集落の維持が困難になりつつある集落. 

端的に言って「若者が全くいない過疎地」ということでしょうか?

お年寄りしかおらず,何らかの事が起きた場合に対応する能力がなく,生活そのものが困難になってしまっている地域なんですね.

自然に人口が減少していく地域は,地区の存続が難しく,最後は無人化してしまいその存在そのものが消滅してしまいます.

今回の井上うどん店がある群馬県甘楽郡の南牧村(なんもくむら)は2005年に「限界自治体」となったようです.

2006年には,高齢率が日本一となり,2014年には「消滅可能性都市」の市町村中で「最も消滅可能性が高い」と指摘されています.

南牧村だけではなく,日本においては問題解決が急がれる事案のようです.

 

限界集落 他はどこにあるのか? 一覧

この「限界集落」化は地方の農村などに限ったことではなく,都市部でも起きているようです.

各都道府県別に点在していて,東京都も檜原村が将来人口減少の予測がされていて例外ではないようです.

繁華街のイメージが強い「横浜市」も閑静な住宅街がある地区では高齢化が進んでいて「限界集落」になる危険性をはらんでいるようです.

1.南牧村 群馬県
2.神流村 群馬県
3.川上村 奈良県
4.東吉野村 奈良県
5.今別町 青森県
6.那賀町 徳島県
7.下仁田町 群馬県
8.大豊町 高知県
9.東栄町 愛知県
10.神山町 徳島県
11.外ヶ浜町 青森県
12.松前町 北海道
  檜原村 東京都
14.古座川町 和歌山県
15.天龍村 長野県
16.御宿町 千葉県
17.仁淀川町 高知県
18.福島町 北海道
19.吉野町 奈良県
  姫島村 大分県
2040年予想:国立社会保障・人口問題研究所

となっています.

すでに東京都や千葉県は入っていますね.

 

限界集落 うどん店が閉店へのネットでの反応

・南牧村は高齢化率日本一 日本一消滅可能性の高い市町村の「最強の限界集落」 ここで、飲食店をやるのは厳しいのだろう。ただ、知人から普段は別の都市に住んでいる、南牧村に祖父母がいる子供の話を聞いたが その子は「ディズニーランドより南牧村の方が面白い」と言っているらしい…聞いてみたら、自然が豊かで川や山で遊びやすいのだそうだ。住めば都のいい所なのだろう。いかんせん、仕事がないから移住者を増やすのも難しいが…

・始まりがあれば終わりもあります。終わるときに残念に思う人の数だけ愛されていた証拠ですね。お疲れ様でした。残りの人生を有意義に過ごされて下さい。

・初めて井上うどん店に行ったのは、バイクで林道を走りに行ったとき立ち寄った。その後、長期出張で南牧村に泊まり込みで行った時、昼は井上うどん店でなへ焼きうどんを食べた。猛暑の日は分からないが夏場でも、鍋焼きうどんを食べる人が結構いたことを思い出す。20年くらい行ったこと無かったが寂しい。

・店主の方が決めたことだし、どうこう言う資格はないが人に愛されてる店がいろいろな事情で閉店せざるを得なくなるのは寂しいな。うちの近くでも、すごい美味しくて店があったんだけど後継者がいないということで閉店してしまった。昔ながらの定食屋とかうどん屋とか蕎麦屋とかが最近は見かけない。寂しいものだね。

Yahooニュースより

やはり「馴染みの店」が閉店してしまうのは寂しいですね.

ただ,コメントの中に「限界集落」について触れる人は少ないですよね.

日本が抱える問題なので私も含めてもう少し関心を持たないとだめなのかも知れないですね.

 

限界集落 うどん店が閉店へ 群馬南牧村のまとめ

限界集落という聞き慣れない言葉.

調べてみるとかなり深刻であることがわかりました.

限界集落において最も高齢者の人口率が高いとされた「群馬県の南牧村」で営業していた「井上うどん店」.

店主井上さんの体調の都合による閉店は仕方がないことですが,やはり地域に暮らす人には残念でならないですね.

井上倍夫さん,お疲れ様でした.

最後までお読みいただきましてありがとうございました.

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