声優の勝田久さんが死去 死因は?お茶の水博士や美味しんぼの声優

声優の勝田久さん(92)が死去しました.

「鉄腕アトム」のお茶の水博士や「美味しんぼ」の二木会長の声を演じていました.

戦後のラジオドラマに魅せられた勝田さん.

代表作はやはりお茶の水博士の声でした.

目次

勝田久さんが死去 死因は?

勝田久さんは,21日になくなりました.

死因は「老衰」でした.

勝田久さんが死去 お茶の水博士の声優として活躍

勝田さんは,第二次世界大戦中に学徒動員で陸軍の工場に勤務していました.

終戦後,ラジオドラマの魅力に取り憑かれて1946年に俳優の道を目指すようになったそうです.

同時期には前田武彦さん、いずみたくさんら後の芸能界を支えた方々がいました.

1947年からは東宝の演劇部に所属し,翌年の舞台『鐘の鳴る丘』に出演しました.

1948年にNHKドラマ「水滸伝」の声優を担当し,1963年には手塚治虫原作のTVアニメ「鉄腕アトム」にも参加しています.

鉄腕アトムではもっぱらお茶の水博士の声を担当しています.

勝田さんは声優の草分け的存在です.

当時声優以外にも,テレビドラマや映画にも俳優として出演していたこともあります.

 

 

勝田久さんが死去 お茶の水博士以外にも美味しんぼ二木会長など

勝田さんは,お茶の水博士が代表作となっていますが,他にもアニメを中心にいろんな声を担当しました.

ジャングル大帝のマンディ,おそ松くん,悟空の大冒険の熊.

サスケのナレーターは印象に残っています.

70年代に入ると,ばくはつ五郎の青空学園校長,マッハGoGoGo,ルパン三世にも出演されています.

80年代は怪物くん,美味しんぼの二木会長,スペースオペラ「銀河英雄伝説」のシュタインホフ役をやっていました.

海外ドラマは名作「スパイ大作戦」や「大草原の小さな家」のバーナム役もやっていて,幅広いキャラクターの声を担当していました.

 

 

勝田久さんが死去 声優の学校も開講

勝田さんは,声優の後進の指導にも熱心だったといいます.

附属養成所の講師や自身が運営する声優教室を経て,「勝田声優学院学院長」に就任しました.

1980年代に,アニメ雑誌に声優関係の記事を連載して声優入門書も執筆されていました.

この「勝田声優学院」は2015年3月に閉院していて,今ははありません.

それ以前に体調を崩すことが多くなり,後進の指導がままならなくなったとのことです.

残念ながら,後を継ぐ方はいらっしゃらなかったようです.

門下生は多いですね.

伊藤美紀、森川智之、高木渉、三石琴乃、横山智佐、関智一(敬称略)など,現在まで第一線で活躍する声優さんたちです.

 

 

勝田久 死去 著書に『昭和声優列伝 テレビ創世記を声でささえた名優たち』

勝田さんは,ご自身の半生・声優人生を本にしています.

昭和声優列伝 テレビ創世記を声でささえた名優たち』です.

以下,どれよりも中身がわかる記述を載せますね.

声優界の大御所、勝田久さんから、89歳にして出版された著書をご恵贈いただきました。
『昭和声優列伝 テレビ創世記を声でささえた名優たち』(駒草出版刊)と題し、ご自身の半生と声優の歴史をからめた軽妙な文章と、声優仲間たちを紹介した二部構成となっています。
ラジオ放送時代からNHKや民放各局で活躍され、声優という職業にプライドを持ってこられた勝田さんの歩みは、そのまま「声優」の歴史でもあります。
実際に道を切り開いてこられた勝田さんが記されたエピソードは、いずれも体験されたものばかりで臨場感あふれその内容に引き込まれます。
元々、俳優として菊田一夫さんの『鐘の鳴る丘』に出演されたこともある勝田さんは、NHKの募集に合格し、声優としてのキャリアをスタートされました。
その後、他の民放局のラジオドラマでも『少年探偵団』の明智小五郎を演じ人気となり、テレビ時代に入っても洋画の吹き替えやナレーターなどで活躍されました。
また活弁士出身で日本の元祖声優ともいえる徳川無声さんとも、この頃交流があったそうです。
そして、国産初の30分のテレビシリーズ『鉄腕アトム』(原作/手塚治虫)に、お茶ノ水博士役として参加されたのです。その後、『サスケ』(原作/白土三平)の名ナレーションや、『闘将ダイモス』の和泉博士とオルバン大公など、様々なアニメ作品で活躍されました。
アニメブーム時には、声優志願の若者のためにいち早く養成機関である勝田話法研究所(後の勝田声優学院)を立ち上げ、以降数多くの後進を育て上げました。また創刊当初の『アニメージュ』(徳間書店)や『マイ・アニメ』(秋田書店刊)などにも連載を執筆するなど、マルチな才能を発揮されていました。私も、勝田さんの連載を楽しみにしていた一人です。

本書の第二部は、その『マイ・アニメ』に連載されていた「勝田久の声優列伝」を採緑したものです。確かに初出は30年以上前の記事ですが、その内容は決して古びてはいません。それは仕事仲間とはいえ、それぞれの声優さんの人物像に深く切り込み、まとめているからでしょう。
なにより、富山敬さんや、山田康雄さん、広川太一郎さん、大平透さん、久松保夫さんなど、亡くなられた名優たちの生前の貴重な証言とそのバイオグラフィー、そして人生哲学までがサラリとまとめられているのです。各章を読みながら、声優さんそれぞれの声も記憶に甦ってきました。
声優歴68年になられる勝田さんは、この4月には、めでたく90歳を迎えられるそうです。今もこれだけの本をまとめられるエネルギーには、ただただ脱帽するしかありません。
名声優が綴った自らの歩みとその時代、そしてアニメブーム時に活躍していた声優たちの思い出も甦る『昭和声優列伝』。読み応えのある一冊です。

アニメに感謝より引用

 

 

 

勝田久さんが死去のまとめ

声優・勝田久さんが死去された話でした.

ジャングル大帝などは,当時テレビでのアニメ放送ということで多くの方が観ていました.

声優というジャンルは,憧れる職業でもありましたね.

かっこいいアニメのキャラクターも,海外の俳優も声ひとつで印象を変えるほど影響がある職業なんて,あまりないですよね.

最近の声優とは違い,当時は声一本勝負でライブなどはやりません.

職人気質がある職業でもありましたね.

勝田久さんのご冥福をお祈りいたします.

 

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