若手イケメン俳優の新田真剣佑さん。
最近は芝居だけでなく、スキャンダラスな話題でも活躍中です。
隠し子がいたり、現在は年上の女性と不倫(?)の末に同棲、結婚へまっしぐら状態であると言われています。
弟の眞栄田郷敦さんもかなりの男前で、最近は売れていて多くの役を演じている俳優さんです。
そんな子どもたちをもった父親は、あの「千葉真一」さんです。
「あの」というのは、千葉さんは日本のアクションスターの草分け的存在で、海外でも名前が通った俳優さんです。
御年82歳ということですが、容姿を拝見するにまだまだ若々しく、エネルギッシュな印象です。
こんなおじいちゃんになりたい!
しかも筆者は、子供の頃ファンレターも送ったほど憧れの存在でした。
もうひとりの憧れは、にしきのあきらさんでしたが(笑
そんな千葉真一さんをあえて「語りたい」と思います。
千葉真一さんは2021年8月19日に逝去されました…
筆者の中では子供の頃からのヒーローで、こういう大人になりたいと思っていました。
破天荒だけど有言実行。
まだまだ足りませんが、精進しようと誓いました。
コロナというおおよそ無縁なものに侵され、さぞ無念だったと思います。
ご冥福をお祈りいたします…
以下、在りし日の千葉真一さんを思いながらお読みいただければ幸いです…
新田真剣佑の父・千葉真一は驚異の82歳
先にも書かせていただきましたが、千葉真一さんは1939年1月22日生まれの82歳です!
1960年にテレビドラマでデビューしていますので、俳優歴も60数年ということになります。
元々は器械体操の選手であったために、俳優業でも体を使った本格的なアクションを得意としていました。
また、武術にも精通しており、極真カラテや少林寺拳法の有段者でもありました。
・極真カラテ:四段
・少林寺拳法:弐段
また、スタント無しでアクションシーンを演じる役者としても、パイオニア的存在ですね。
ジャッキー・チェンやトム・クルーズなどよりもはるか以前に、自分で全て演じていたんですね。
ジャッキー・チェンや香港映画のレジェンド、ブルース・リーは千葉さんの大ファンで、大きく影響を受けていたとされます。
スゴイ!
これは2019年12月19日にイベントに登場した時の写真で80歳でした。
なんとも色つやが良くて、全体の渋さもかっこいいですよね。
結構若い女性からもモテてるようでした。
なんと言っても、45年前と体型が変わらないというから、また驚きです。
そして、JAC(旧ジャパンアクションクラブ=現ジャパンアクションエンタープライズ)の創設者でもあります。
JACは世界で通用するアクションスターやスタントマンを育成する目的で創られて、多くの俳優や女優を排出してきました。
その中でも筆頭は、俳優の真田広之さん。
子役の頃から千葉さんと共演したり、まさに秘蔵っ子だったわけですが、その真田さんは文字通りに国際的な映画スターになりました。
最近でもアメリカのTVドラマや映画に出演していますので、まさに世界に認められたことになります。
JACはすでに千葉さんの手を離れて、株式会社ジャパンアクションエンタープライズとなり、現在はJAEとなっています。
新田真剣佑の父・千葉真一の人気を確たるものにした「キイハンター」
千葉真一さんを語る上で欠かすことができないのは、テレビドラマ「キイハンター」(TBS系)ですよね!
土曜の21時から放送していて、その前番組の「8時だョ!全員集合」でひとしきり笑った後にシリアスなキイハンターになだれ込むのが、定番となっていました。
この「キイハンター」は、国際警察特別室(架空)という組織が、国際犯罪(陰謀、裏切り、暴動)から日本を守るために、メンバーたちが奮闘するストーリーです。
この頃の大人はカッコいいんですよ!!
■オープニング&エンディング
外国人の役者が数多く登場して、さながら海外の映画を見ているかのような気持ちになりました。
銃撃戦はしょっちゅうだし、危険な反社会的な分子が街中をうろついている環境から、そのうちショッカーでも出てきそうな雰囲気なんですよ。
当時は当たり前だったと思いますが戦闘描写が結構残虐で、子どもには刺激が強かったなぁと思います。
今の時代だと完全にNGな表現方法だったのかもなぁと思います。
その「キイハンター」で千葉さんが演じる「風間洋介」は、お茶の間で一気にブレイクしました。
なんと言っても、魅力なのはアクションシーンです。
・走っている列車やバスの屋根に登り敵と格闘
・ロープウェイにワイヤを投げて引っ掛けてぶら下がる
・雪山をゴロゴロと転がり落ちる
・並走する車から小型飛行機に飛び移る
・各所で爆発する山の斜面を爆破を避けながら駆け下りてくる
などなど、テレビドラマでは全く縁がないようなアクションシーンが炸裂です。
これらのアクションは、大人から子どもまでもが心を奪われ憧れていたと思います。
よく真似したのは、先の動画のオープニングにあったシーン。
駐車場で左右から車に挟まれピンチに!
間一髪のところジャンプして天井を這っているパイプ(?)に飛び移って車をやり過ごし、降りてきてから敵を蹴り倒す!
これです!
音楽口ずさみながら、迫りくる車を妄想しながら脚上げてました(笑
しかし、過去の動画を見てもドキドキ・ワクワクしちゃいますね!
このキイハンターは元々1年間の放映予定だったようですが、視聴率が上がってきたので延長。
結局5年間続くことになったようです。
■Amazonで購入可能となっていますね。
新田真剣佑の父・千葉真一は世界的アクションスター
千葉真一さんは、1970年代、80年代には、日本と諸外国の合作の映画に出演していました。
ところが本格的な海外作品への出演オファーが無かったために、本人は諦めていたとも伝えれていましたが、1990年になってやっとアメリカ映画からの出演依頼が入って来るようになります。
努力が実を結んだ証拠でしょうか。
そして、1992年のアメリカ映画『エイセス / 大空の誓い』に出演を果たします。
この出演を気に、ロサンゼルスに拠点を移して、グリーンカードも取得するまでに至っています。
やはり信念をもって取り組めば、誰かか見てるんですね。
その後はクエンティン・タランティーノの「キル・ビル」に出演し、サターン賞では同作品で助演男優賞にノミネートされました。
2000年代に入ると、映画監督業への進出を表明したり、造形芸術大学の教授を務めるなど、各方面へ向けた発信が行われていますね。
既出ですが、ブルース・リーは千葉さんとの共演をオファーしてますし、ジャッキー・チェンは大ファンだったんです。
ジャッキーがいまだにスタントマンを付けずに自力で演じきる手法は、千葉さんを見て憧れて真似した結果ですよね!
まとめ
いつまでも、どこまでもかっこよかった千葉真一さん。
こういう風に歳を重ねたいものだとあらためて思います。
残念ながらこの世を去りましたが、あちらで丹波哲郎さんや川口浩さん、そして野際陽子さんと再会している事と思います。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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