就活セクハラを有名大学女子学生たちが訴え


毎日新聞より引用

企業の採用活動においてOB訪問やインターン後の社員との食事等の中で,まさにセクハラを受ける女子学生が多いようです.

「就活セクハラ」を受けたという有名大学の女子学生たちが,「就活セクハラ」の防止対策を訴える会見を開きました.

その内容を調べました.

目次

就活セクハラを訴える女子学生たちが会見

就活セクハラをやめてください!

そう訴えたのは,東京大学や早稲田大学などの有名大学から集まった女子学生たち.

サングラスで顔を隠し,現在の企業と就活女子学生の間に起きている,信じられない実情を訴えました.

その内容たるや,にわかには信じられない言葉や行動の数々.

実際にこんな事が行われていることに,耳を疑います.

しかし採用面接でそんな事聞くのか??という疑問が…

 

就活セクハラ 彼氏いる?ホテル行くなら採用

就活セクハラの多くはOB訪問中やインターン後のその企業社員との食事の時に起きているようです.

会見を開いた学生は…

・「彼氏いるの?」

・「結婚ってどう思ってる?」

・「うちは社内結婚多いから安心だね」

・「早めに彼氏作らなきゃ売れ残っちゃうよ」

・「すぐに結婚すると困るからやめてよね」

・「美人ではないけど面接で受かる位の可愛さはあるよね」

などのセクハラを受けたと話しました.

 

就活セクハラ 体に触る

「就活アプリを通して知り合って社員に夕食に誘われ,不適切なボディタッチをされた.住所を複数回に及んで聞かれた」「小さな声で話し聞き取りにくいからと近くに寄ったら,息を吹きかけられた」「大学時代に身体関係を持った人の話を聞かれた」※一般社団法人Voice Up Japanの「就活セクハラに関するアンケート」から

これは驚きます.

こんなのは「セクハラ」ではなく「性犯罪」ではないでしょうか!?

就活セクハラは学生が我慢する環境になっている.

やはりそれらの行為に対して「嫌な顔」や「つれない態度」をとったら,就職できなくなってしまうという不安感から,学生たちは泣き寝入りするしかないんです.

こんな事はあってはいけませんね.

これらの訴えは今回の会見以前からも声が上がっているので,それらを受けて厚生労働省はハラスメントの指針案をまとめました.

しかし,企業に対して「望ましい」取り組みが提示されたものの,そんな事では全く効力がないというのが学生たちの意見で,そこには大きな乖離があります.

これらの対策には「企業」「大学」が真摯に取り組まないと解決できそうにありません.

「企業は人だ」という言葉は昔からあるのですが,これを無視した就活セクハラは許されてはいけません.

 

就活セクハラが潜在するOBOG訪問

就活セクハラは主にOB訪問後の食事中に起きています.

食事しながら当然お酒も飲むとなれば,先輩風を吹かす企業の社員が当たり前にセクハラをしてくる.

当の本人は,セクハラしている自覚はおそらくないと思われます.

OBOG訪問は現場の生の声を聞けるので,学生にとっては企業の中身を知るにはとてもいい機会なんですよね.

しかし,OBOG訪問が就活セクハラの温床になってしまうなら,いっそ止めてしまってもいいのではないかと言う専門家の声もあります.

大学は企業を呼んで話を聞けるセミナーを設けているところも多いので,そういうイベントを拡充する方向にスイッチしていくのがいいのではという提案も出ています.

 

就活セクハラを有名大学女子学生たちが訴えのまとめ

勇気を持って就活セクハラを訴える会見を開いた女子学生たち.

力関係が働いてセクハラを受けても泣き寝入りするしかないというのは,あまりに理不尽ですね.

企業や大学だけではなく,国も本腰を入れて対策を講じて欲しいものです.

そうしないと国も企業も腐りますよ.

最後までお読みいただきましてありがとうございました.

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