前回,整理された環境とはどういうものかを述べさせていただきました.
また,それにより物事が効率よく進められたり仕事ができるイメージを相手に与えることができるなど
整理を実行するすることで良い影響がたくさんあることもわかりました.
では実際にどのようにして「整理」していけばよいのか?
その方法を今回から少しずつ書いていきたいと思います.
整理成功のために必要な「使ったら元の場所に戻す」
最近トイレの電気を消し忘れることが多くなってきています.
本来、習慣化された行動なのに、なぜか忘れてしまうんです.
これは電気の無駄遣いに外ありませんね.
整理する上でまず習慣づけたい事は,使ったものは元に戻すと言う
これを意図せずとも実行にうつせるようになれば,整理する上でこ
私も時々整頓をして見た目はきれいにするのですが,この使ったも
決して面倒臭いと言うことでもなく,後でやればいいやと言う単純
後で大きなしっぺ返しを食らうわけですね.
ですのでこれと全く正反対の行動を身に付ければ デスクを始めとしたいろいろな場所で物が混在することを避けるこ
一度意識して実行してみてください.
何かちょっとできる人間になったような気がします.
ちょっとかっこいいなと思っちゃってもいいかも知れません.
そのくらい気持ちが良いものです.
「使ったら元の場所に戻す」が実行できるようになると,デスクをはじめいたるところが,これまで以上にモノで溢れかえる
ただそれは、「出したら戻す」という行動の結果なので,これまで
自分でルールを設定しよう
そうした状況に対しては,より具体的なルールを作って,さらに整
人が作ったルールでは なかなか守ることができないと思うのですが,こと整理に関するル
という事で,ここはわたしからの提案になります.
無理に推し進めることはありませんが,徐々に実行してみてください.
そのルールとは
整理には欠かせない「モノを捨てる」ということ.
これをルール化して取り組んでいきます.
そもそも整理が苦手な人は,大方「モノが捨てられない」人です.
「取っておけばいすれ何かの役に立つ」とか「思い出の品だから取っておこう」(実は大した思い出でもない)と理由をつけてはモノを捨てない人ですね.(わたしもそうですよ!)
しかし思い切りよくパッパと捨てるなどできないはずなので,焦らず徐々にでいいので,少しずつモノを減らしていきましょう.
整理のキモ 「捨てる」をルール化する
必要最低限のモノが,どこに収納されているかわかる状態は仕事を始めとした物事の効率化を図れます.
そのためには「不要のモノは捨てる」を実行しなければなりません.
ただ闇雲に捨ててしまうと,後々後悔し厄介なことになりかねません.
どういったモノを捨てれば良いのか?
捨無精には難しい問題なので,ここはルール化して取り組みやすくしましょう.
多くの雑多に散らばったモノの山を前に,まずは「本当に必要なモノ」と「どちらかと言えば要らないモノ」に大まかでいいので分別しましょう.
そうです「仕分け」です.
「必要なモノ」の基準を決めよう
端的に言って使用頻度の高いモノは必要ですね.
収納場所においても常に取り出せる場所が当てられます.
使用頻度から
「毎日必ず使う」「時々使う」「滅多に使わない」「何年も使っていない」
などのカテゴリ分けすれば,仕分けしやすいですね.
この中で「必要なモノ」は,「毎日必ず使う」「時々使う」モノです.
「時々使う」モノは,週1回や月1回など様々ですが,まぁまぁ使うモノになります.
例えばデスク周り.
日々使うものと言えば「ペン類」かと思います.
メインで使うボールペンや万年筆などは最優先に残すモノですし,置き場所・収納場所はすぐに取り出せる場所になるかと思います.
こうして,使う優先度を順位・位置付けしていくのです.
そうすることで「必要なモノ」が自ずとわかってきます.
「捨てる」ことこそルールが必要
モノを捨てる時は「迷い」も捨てる
モノを捨てるということは,整理ができない=捨て無精で片付けベタにとってはかなり「苦痛」な行動になります.
なにしろ「これは必要」「これはいつか使う」という不毛な思考が凝り固まっているので難儀なわけです.
ただ,整理されている環境を作り,仕事ができる人という印象を相手に与えるためには修行の時期となります.
経験上,いざ整理しようとしてもモノが捨てられないのは,常に「迷って」捨てるか否かの判断がつかないからです.
単行本や文庫本などは,ついついページをめくって眺めてしまう.
下手すると読み始めて片付かず,時間ばかりが過ぎてしまいます.
そういった迷いや曖昧な考えを払拭するためには,やはり「捨てるルール」を設定しましょう.
「捨てるルール」こそハッキリしたものにする
自分に対して心を鬼にして取り掛かりましょう!
先に「必要なモノ」を仕分けして残ったモノが「捨てるモノ」の候補になります.
当然,すべてが不要ではないので,ここでは更に細分化した仕分けを行います.
・「本当に不要」(例:インクが出ないペンなど汚くなった文具品)
・「ちょっと様子をみる:1ヶ月くらいの保管期限付」
分けたら箱でも袋でもいいので用意をして,それぞれに「迷わず」に入れていくのです.
「ほんとに捨てる箱」「ちょと待って箱」としてもいいと思います.
「本当に不要」の中には,例えばキャラクターをあしらってかわいいがインクが出ないボールペンなどもあったりして.
そういうのは捨てるのに迷うかも知れません.
しかし大丈夫.不思議なのは,目をつぶって「不要箱」に放り込んでしまえば次からは割合すんなり大胆に判断することができます.
泥遊びをこわごわ始めても一度泥が体に付けばもうその場に寝転んだりできる子どものように(笑
というより「箱」まで用意しているのですから,すでにある程度の覚悟はできているのだと思います.
「ちょと待って箱」にあるモノで使う機会があったらそれは必要との判断をしましょう.
「保留箱」を用意して更に細分化する
先の「本当に不要」箱の中身は,お住まいのゴミ出しルールに応じて廃棄してください.
そして「ちょっと様子をみる:1ヶ月くらいの保管期限付」箱.
1ヶ月経過した段階(月初でも月末でも)で一度確認して,
やはり使わなかったモノは「本当に不要」箱に移動しましょう.
それでも更に「必要かも知れない」と未練があるモノには「保留箱:3ヶ月期限付」を作りましょう.
3ヶ月以内に使う機会があったら,それも今は「必要なモノ」として扱いましょう.
反対に3ヶ月後でも箱内に残っているモノはいよいよ「不要なモノ」と判断して廃棄の道に進みます.
一時流行った「断捨離」の手法でも3ヶ月使わないものは一生使わないと判断して捨てるというものがあります.
迷わず捨てましょう!
今回のまとめ
今回は整理された環境づくりに必要な「心がまえ」として「使ったら元の場所に戻す」を意識しましょうということと
整理の第一歩の実作業として,「必要なモノ」と「不要なモノ=捨てるモノ」などのルールを決めて分別を実行していく.
というお話でした.
まずはこれらの作業である程度の形を作らないと整理達成への道は遥かに遠いものなります.
実はこの時期は非常につらい時期になります.
いままで気にしなかった部分をきめ細かく気にしないといけないのですから.
まずはこの段階を乗り越えましょう!
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